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微かに黄色を帯びた白、それが艶やかな紅色のソースをまとっている。絹のように滑らかな舌触り、キメ細かいしっとりとした質感、凝縮された麹の風味が口の中に広がると、泡盛の香りがほのかに漂う。
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| ウニのような甘みもあり、口の中で潤すほどに一段と深みが増してくる。 |
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“唐芙蓉(豆腐よう)”は沖縄に想いを馳せながら、ほんの少しをじっくり堪能する沖縄特産物。 2cm角の小宇宙に、歴史や自然、風土、こだわり、人々の情熱や優しさが凝縮されている。胃袋で食べるのではない、イマジネーションで食べる。あまり知られていないのに本物の凄さがある。神秘的で未知なる美味に出会うのが食通たちの何よりの楽しみだ。 |
●“唐芙蓉(豆腐よう)”は「唐の国」中国に自生する淡紅色の花“芙蓉”にもじったもので紅濱の商品名。 「豆腐よう」「豆腐餻」と区別し、自然・本物の味わいと品質の高さの証しになっている。 |
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豆腐ようはもともと、琉球王朝ゆかりの旧家に伝わる門外不出の逸品。 祝い事やもてなしに珍重され、数十年前までは沖縄でも知る人の少ない幻の食べ物だった。しかし琉球王朝の終焉とともに豆腐ようは表舞台から消えてしまった。その製法はけっして世に伝えられることなく、口伝でのみ受け継がれていたからだ。 ほんの20年前、琉球大学農学部 安田教授により豆腐よう製法のメカニズムが解き明かされ、ようやく王朝秘伝の味が現代によみがえり、沖縄特産物となった。 |
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| 泡盛をかたむけながら、豆腐ようの贅沢な風味をじっくり味わうのが醍醐味だ。 |
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