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食料産業クラスター企業視察 オキスイ

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 最後の視察先は沖縄市にある(資)オキスイ社。コンビニやファーストフード、ホテル、レストランなどから排出される賞味期限切れ食品や残飯などを回収して養豚用飼料を作り地球に優しい環境保全に貢献する資源リサイクル型の養豚業を営んでいる企業です。

現場で説明にあたったくいまーる事業協同組合の鈴木事務局長によれば、「食品残さ飼料を使用した養豚は全国にも多くの事例がありますが、ほとんどの養豚農家が一般的に販売されている配合飼料に食品残さ飼料を数割添加して与えています。くいまーるは専門家の先生と栄養価の高いレシピを考案し、100%食品残さのみを与えています。」

「その中でも一番のポイントは乳酸菌を与えているところです。乳酸菌のにおいは、豚の嗜好性を高めるだけでなく、消化作用にも最適です。乳酸菌は胃酸や胆汁に弱い為に腸に届く前にほとんどが死滅してしまうのですが、くいまーる飼料には生きたまま腸に届くラクトバチルス菌の一種が含まれています。おかげで豚の糞のにおいも抑えられ、環境対策にもなっています。」

「この乳酸菌をつかったヨーグルトが「プロバイオティクスヨーグルト」として販売されていますよ。
決められた材料で毎日加熱攪拌して翌日には豚に与えます。品質のよい材料を選ぶのはとても手間がかかりますが、おいしくて安全な豚肉ができるよう、がんばっています!」

調味期限切れ食品や残飯などが大量に発生しそれらをただ捨てることで処理することは本当に資源の無駄であります。世界中のあちこちでは食料が不足して飢餓に苦しんでいるところがある一方で、食料が無駄に捨てられていくことは本当に心が痛むところです。それらをきちんと畜産飼料として再生利用し、それで育てた豚肉を食料として供給していく取り組みはとてもすばらしいことだと思いました。

 

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那覇市で排出されるごみの組成をみると、生ごみが約4割を占め、大半は可燃ごみとして処理されています。特に観光県として数多くあるホテル業や飲食店業などの事業系の生ごみは大きな課題です。

一方、沖縄では以前は「残飯養豚」が主流であり、一部ではまだその形態が残っているものの、大規模な養豚経営に移行するにつれ、手軽な配合飼料を使用した養豚農家が増加し、それにともなう残飯回収業者の減少で、排出事業者からは安定的・効率的な生ごみ回収・循環利用システムの確立を望む声が高まっています。

そこで、生ごみの減量化を目的に、スーパーや食品工場から排出される生ごみを回収、飼料・堆肥化して、畜産農家で利用していく生ごみ循環システム「くいまーるプロジェクト」を2001年より開始しました。

今回は同じ環境条件で、配合飼料を与えた豚と生ごみ飼料を与えた豚とで成育や肉質の違いがでるかどうか比較しながら肥育をしています。
現在販売されている配合飼料はとうもろこしなどの穀物を使用した輸入品が主です。
このプロジェクトでは、賞味期限がきれた(といっても品質管理上廃棄される食品がほとんどで見た目は新鮮そのもの!)食品残さを利用して生ごみ飼料を作成しています。
スーパーや食品工場から排出される生ごみ残さの組成を見ながら専門家の先生と一緒に、豚の成長にあわせて栄養価のある飼料レシピを2種類作成しました。
豚の食いつきはよく、配合飼料を食べている豚も生ごみ飼料を食べている豚も体重の増加量の差はあまりありません。

今年度の一番の目玉は飼料化装置の開発です!
県内で堆肥化装置等を製作しているメーカーさんの協力により、
市場調査と実際の使い手の意向を盛り込む形で計画をすすめました。      
今回の特徴は燃料に廃食油を利用しているところです。
また、発酵飼料の作成もできるように密閉できる設計、そして温度調整も
可能な制御版も取り付けました。
12月から試運転をはじめていますが、問題点をひとつひとつ改善しながら
試行錯誤で製作中です。みなさんへのお披露目までもう


2008年11月16日 13:07   | コメント (0) | トラックバック (0)


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